「効率性」って何?

2022-10-11 (火)

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よく「効率がいいね」とかいいますが、そのとき、どういう意味で使っていますでしょうか。

 

何か、買い物に行ったときに、ついでに銀行に寄っていくとか、ご飯を炊いている間におかずを作るとか。

 

これらは、「効率」というより、人の段取りの話なので、「生産性」に近いです。

 

 

では、「このエアコンよく冷えるね」とか、「ハガキを送るよりメールを送る方が楽」などはどうでしょう。

 

財務では、これらが「効率」がいいと言います。

 

今回は「効率性」について、1つ目の指標をお伝えいたします。

 

 

 

美容室では、材料、店販商品、店舗、看板、美容機器、給湯器、POSレジといった「モノ」を使って、それらがうまく組み合わされて運営されています。

 

それぞれにお金がかかっていますから、それらを上手く活用しないと投入したお金が無駄になってしまいます。

 

投資した「モノ」が、無駄なく活用されているかどうかを見るのが「効率性」です。

 

生産性が「ヒト」が生み出す価値について述べたものに対して、効率性は、何か「モノ」に投資して、それが無駄なく活用されているかどうかを見ます。

 

その代表的なものが、会社全体の効率性を総合的に見る指標で、「総資産回転率」というものがあります。

 

総資産は、貸借対照表でいうと左側のすべての項目のことで、事業活動に使用するすべての資産のことです。

 

できるだけ少ない資産で多くの売上高を上げるのが効率的な状態です。

 

 

だから、求める式は、「総資産回転率」= 売上高÷総資産 となります。

 

従って、「総資産回転率」は出来るだけ数字が大きければ大きいほど良いという事になります。

 

 お金や在庫、建物や機械、設備など、会社の全てのものを使って、どれだけ売上が上がっているか、総資産を分母にして、売上の割合を見ます。理想は総資産の約2倍です。

 

まず1つ目の「効率性」を計る指標は、「総資産回転率」が200%以上かどうかです。

 

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