貸借対照表の意味

2022-09-28 (水)

1.貸借対照表の意味.png

 

貸借対照表を見るには、少しだけ言葉を覚えなくてはなりません。算数というよりも国語です。

 

 

よく、国語の成績が良くなったら、算数の成績も良くなったという話を聞きますが、そういうことです。

 

 

 

それでは必要な言葉を覚えましょう。貸借対照表は多くの場合、下記にあるように、左側は「借方(かりかた)」と呼ばれます。お金をどのように使ったか(運用)を見ます。

 

 

これらを「資産」ともいいます。さらに、その中身は、すぐに(1年以内)換金できる「流動資産」とすぐには換金しにくい「固定資産」とに分かれます。

 

 

材料を買うためや給料を支払うために準備している現金や、お客様に買っていただく店販商品の在庫などは「流動資産」となります。

 

 

次に、内装や配管工事でかかったお金、セット面や椅子、家主に払う敷金や保証金(投資等)などは「固定資産」といいます。敷金などは、形はないけれども固定資産です。

 

 

土地を買ってお店を立てたならば、土地と建物が「固定資産」になります。

 

 

一方、右側は「貸方(かしかた)」と呼ばれます。お金をどのように調達したかを見ます。その中身は、「他人に返すべきお金」と「返さなくてよいお金」に分かれます。

 

 

さらに「他人に返すべきお金」は、1年以内に返すべき「流動負債」と、すぐに全額は返す必要のない「固定負債」に分かれます。そして、「返さなくてよいお金」として「資本」があります。

 

 

たとえば、ディーラーから商品を買ったがまだ支払っていない状態は買掛金として「流動負債」となります。また、12回払いのカードローンなど1年以内にすぐ返すために借りた短期借入金も「流動負債」となります。

 

 

一方、改装等のために10年払いで銀行などから借りたお金は「固定負債」となります。

 

 

最後に、最初に自分で準備していた資本金と他の株主からの出資金、儲けて貯まってきた利益の合計が、「自己資本」となります。

 

 

書き方のルールとしては、左右ともに、流動性(1年以内に処理できるもの)の高いものから低いものへと記載されます。そして、借方金額の総計と貸方金額の総計とは等しくなります。まずは、これらの言葉を覚えましょう。


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