どれくらい「倒産しにくい会社なのか」を調べておく。

2022-09-23 (金)

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前回のインスタでは、貸借対照表を「料理」で例えました。私自身が一番理解しやすい方法だったので。

 

いま、会社はどんな状態なのかが一発で分かる表なのですが、最初、見た時は、ただ、数字がいっぱい書いていて、だから何??という感じ。

 

でも、だんだん意味が分かってくると、ものすごく大切な表だと分かります。

 

 

 

 

それも、一番大切なことが分かります。

 

 

 

それは、どれくらい「倒産しにくいかどうか」か分かるということです。

 

金融機関や財務のコンサルタントは、まず、さっとここを見ます。

 

どこを見るかといいますと、すぐに返さないといけないお金より、現金やすぐに現金化できる資産が多くなっているかどうかを見ます。

 

これは、同じく、決算書に付いてある損益計算書では分からないことです。

 

これは、みなさんの家計と同じですね。

 

来月、10万円、返さないといけないのに、現金が8万円しかなかったらやばいですよね。

 

あと2万円足りない。そういうときは、誰かに貸しているお金を返してもらうとか、売れそうなものをメルカリで売って現金をゲットするとか、必死にしますよね。

 

この、貸しているお金とか、メルカリですぐに売れそうなものが、すぐに現金化できる資産となります。

 

会社の決算でいうと、売掛金とか商品在庫などです。

 

こういうことが、10秒くらいで分かるのが、貸借対照表です。重要でしょう。

 

少し専門用語とかありますが、それは、また、改めて投稿します。でも、こういうことが理解できるだけでも、かなり進歩です。

 

ちゃんと、銀行さんとお話できるようになります。

 

次回は、何がすぐに返さないといけないお金か。何がすぐに現金化できる資産なのかのお話をしようと思います。

 

最後まで読んでいただいて有難うございます。

 


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