「20対80」という不思議な法則(パート2)
2022-09-15 (木)
当方が教えている専門学校では、実際に、20対80の法則を体験してもらうために、ある実験をします。
まず、学生に、コンビニで販売してそうなペットボトルのお茶の銘柄を20種類答えてもらいます。
生茶、爽健美茶、十六茶、おーいお茶など、いろいろと出てきます。
そして、もし、自分が買うなら、何を買うか、2種類上げてくださいと言って答えてもらいます。
そうして、順位をつけていくと、必ず、1位から4位までに偏りが出ます。1位から4位ということは、4÷20で、上位20%になります。
その上位20%に投票した数を計算すると、だいたい7割前後になります。完璧な20対80ではないですが、必ずそうなります。
これをコンビニに売っている「おにぎり」で行っても同じような結果になります。おにぎりの場合は、マヨネーズ系が人気です笑。
売れるものに偏るので、それだけ仕入れたら良いとなりそうですが、全体を絞っても同じ結果になります。
20対80の法則は、別名ではパレート法則と言いますが、さらに違った言い方で「ロングテール現象」とも言われていて、Amazonは品揃えに限りがないので、「しっぽ(テール)」がものすごく長くなると言われています。
皆様のお店でも、一度、何が良く売れているのか、ランキングしてみると面白いかも知れません。
うちの実家の「のんきや」だと、確実に「どて焼き」が1位だろうなと思います笑。
そして、行うことは、「しっぽ」の部分の新陳代謝を行うです。
新陳代謝を行うときは、在庫にならないように前の商品を少し安くしてでも売り切って、思い切って新しい在庫を構えることができる力を蓄えることが良いかと思います。
「のんきや」だと何がしっぽなんだろう、、、。
最後までお読みいただき、有難うございました。