しばらく見てもらったあとに〇〇する。
2022-09-06 (火)
写真や商品を見てもらうのはすごく大切ですが、それと同時に説明も大事です。
その「説明」をするタイミングを外さないようにするのも、1つの人間工学的に大切です。
そのタイミングは、しばらく見てもらったあとに説明するのが良いです。
売りたいので、早く説明したくなりますが、見ているときや、試しているときなどは、お客様はそれに集中している、あるいはしたいので、その他の感覚機能が下がります。
人間は、一度に2つのことに集中できないので、見ている間にお話しても入らないことが多いです。
例えば、新しいトリートメントの説明の紙を作ったとします。それを見せたときに、しばらく見てもらってからお話する方が頭に入ります。分からないので聞く準備をします。
たったこれだけでも理解度が上がり、購入に至る比率が上がります。
これはサロンで実際にあった話です。見せた瞬間から説明してしまって、さらに、見せている手が揺れていて、紙の内容が良く見えなくて、ささっと説明だけして終わってしまって、お客様に「今回はいいです~。」って言われてしまいました。
緊張しているアシスタントさんによくあるシーンです。
私の、今回のコーヒーゼリーでは、私が写真を見ている間、従業員さんは黙っていました。たまたまかも知れませんが、十分に吟味できて、購入することができました。
なかなか、こういう細かいことって、気が付かないのですが、自分がお客様だったら、どうしたら買いやすいのかを考えると、細かい点が見つかるかも知れません。
日々、勉強かなと、私も頑張っております。