商品ご購入に至るまでの着実なストーリー(パート1)
2022-09-03 (土)
昨日、ザザコーヒーで私の客単価が上がった話をしましたが、昨日のストーリーはよく出来ています。
コーヒーを注文したあとに、コーヒーゼリーとカステラを勧めてきましたが、これ、口頭だけだったら、たぶん、買ってなかったです。
むっちゃ美味しそうな写真があったので、買ってしまった感じです。
見るっていうのは、ほんと、大切ですね。
ひとは、絶対、目に見えないと買わないですよね。
目の不自由な方は、触ったり、嗅覚や聴覚でお感じになったりして、購入されているのかも知れませんが。(実は、これも重要なことなんですが。)
購買心理の段階の理論で、AIDMAというのがありますが、これはおそらく絶対の法則です。
だから、これに対応して、お店側が準備すればいいということになります。
そして、お店側が準備することが、「インストアマーチャンダイジング」の流れです。
インストアマーチャンダイジングの式は、
売上高=動線長×視認率×立ち寄り室×買上率×買上個数×商品単価です。
必ず、インストアマーチャンダイジングの式の順番で、準備しておくことがものすごく重要で、特に、最初の段階が重要です。
最初がダメだと、あとが全部、ダメになっちゃう。
最初に行うのが、どうやったら、「見てもらえるのか」で、それを工夫することが何よりも大切です。
絶対、見ないと買わないですから。
必ず、見てもらえるように、人間の行動行動工学に沿って、売り場を準備しておくことが大切で、これが、最初の「動線長」というものになります。
この話は長くなるので、また、明日、この続きをご案内したいと思います。
見てもらえるための準備は、むっちゃ大事です。