美容室の海外進出の必要性
2022-08-21 (日)
最低賃金が上がって、この10年間で、月給は33,504円上がった計算になります。
最低賃金ギリギリで働く方からすると、月給が毎年3,350円くらいしか上がっていないので、もっと上げて下さいとなりますよね。
でも、経営者からすると、昨今、多くの業界で、あまり、売上が上がっていないので、毎年3,350円上げていくのは大変なことになります。
業界としては、やっぱり、売上を上げる必要がでてきますが、そうすると、
人口が減っているので、単価を上げるか、インバウンドの客に売るか、輸出するか、海外に出るしかなくなります。
日本人は、昔はよく輸出でバンバン売上を上げてきましたが、今は、競争力がなくなっているので、今は海外で売る力がなくなっています。
だとすると、海外に投資して海外で稼ぐことが大切になります。
実は、いま、日本はずっと経常黒字なのですが、その大きな要因は、輸出より、海外に投資した収益が大きくて、それで黒字になっています。
いま、発展しているインターネットやIT関連は、アメリカや中国が牛耳っていて、そこにはなかなか手を出せないと、輸出に詳しい専門家は言っています。
その専門家がいうには、「日本の美容室」は可能性がある。他の国にはない魅力があるというのです。なんとか仕組みを作れないかといいます。
私の良く知っている方々は10年前ほどから東南アジアに進出しています。
今後、業界の発展のためには、これらがもっと普通になっていくことを祈りたいと思っております。
数字を見て行くと、こういうことも分かってくるようになります。